ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「大丈夫⁉︎」


ついおっきな声をあげる。
だって、顔真っ赤なんだもん。



「もしかして熱とかあったの?」


首を傾げて聞くと高松くんは「うざい。」と言ってあたしから顔を逸らした


ずきん。


あたし、しつこかったかな?


「わり……とにかくそのウサギは俺が買ってやるから。」


「でもっ……」


「いーって!遠慮すんな。」


どき……


あ。今、あたしドキドキしちゃった。
高松くん、顔は確かに怖いんだけど
笑顔はすっごく優しい気がする





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