ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「あのさぁ、宇佐美さんって高松くんのなんなわけ?」

「ちょっと可愛いからって調子に乗らないでよ。」

「付き合ってんの?」


やばい……誰の質問に答えていいのか
全く見当がつかない。


体育館裏に着いた途端、なぜか2人の女子がいて今の状況ができあがったと言うわけだ。


そして弁解させてもらいたい。
あたしは可愛くない!


「ってかさ。高松くん、言ってたわよ?宇佐美さんともう関わりたくないって。」


えっ……


1人の女子の言葉にぱっと下を向いていた顔を上へとあげる。


「あ!それあたしも聞いたー!」
「あたしもー。」


2人の女子がその子に応戦するみたいに言う。


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