black×cherry ☆番外編追加しました
その後囲んだ食卓は、家族三人揃った久しぶりの夕食だった。
けれど会話はあまり弾まない。
パパは、サークルのことや友達のことなど、いろいろ聞いてくれたけど、私がそれに答えるのみで、ママも交えた三人での会話はほとんどないに等しかった。
(・・・寂しいな)
パパとママが仲良くないと。
ママと私が気まずいと。
けれど、その原因を作ったのは私自身。それを思うとつらいけど・・・。
(でも・・・ママが、わかってくれないんだもの・・・)
私が今日、とても怖かったこと。
それなのに、迎えに来てもくれなくて、すごく悲しかったこと。
そして、心配していたのはおばあさまのことばかりで・・・私のことは、痛いと言ったケガさえも、心配してはくれなかった。
(だから、私・・・反抗して・・・)
けれど胸は痛んでる。
食事会が中止になるのは、私の望みのはずなのに・・・。
悠翔さんから受けた、胸の痛みと手足の傷と。
ママを苦しめた心の痛みが、重荷のようにのしかかる。
なにが正しくて、なにが間違っているのか、私はもうわからなかった。
けれど会話はあまり弾まない。
パパは、サークルのことや友達のことなど、いろいろ聞いてくれたけど、私がそれに答えるのみで、ママも交えた三人での会話はほとんどないに等しかった。
(・・・寂しいな)
パパとママが仲良くないと。
ママと私が気まずいと。
けれど、その原因を作ったのは私自身。それを思うとつらいけど・・・。
(でも・・・ママが、わかってくれないんだもの・・・)
私が今日、とても怖かったこと。
それなのに、迎えに来てもくれなくて、すごく悲しかったこと。
そして、心配していたのはおばあさまのことばかりで・・・私のことは、痛いと言ったケガさえも、心配してはくれなかった。
(だから、私・・・反抗して・・・)
けれど胸は痛んでる。
食事会が中止になるのは、私の望みのはずなのに・・・。
悠翔さんから受けた、胸の痛みと手足の傷と。
ママを苦しめた心の痛みが、重荷のようにのしかかる。
なにが正しくて、なにが間違っているのか、私はもうわからなかった。