black×cherry ☆番外編追加しました
その後、早川先生は何事もなかったように私を家まで送ってくれた。
少し遅い時間だったけど、玄関から出てきたママは、先生に笑顔でお礼を言っていた。
早川先生と一緒なら、ママは私の帰りが何時になっても怒らないのかもしれない。
(今日は、疲れたな・・・)
早々にシャワーを済ませると、すぐにベッドに潜り込む。
本当に、疲れていた。
すぐにでもこのまま眠りたかったけれど、頭の中が、ぐるぐると回る思考で冴えていた。
(今日はコンサートがあって、早起きをして準備して・・・)
手の傷も痛まなかったし、コンサートは大成功で、とても感動して達成感に包まれた。
そしてその後、来てくれた千穂ちゃんと岡本さんに会って話して、それで・・・黒崎さんに会ったんだ。
(・・・本当に、来てくれた・・・)
少し時間が空いたからって、黒崎さんは言っていた。
そして・・・名刺を私に渡してくれた。
(どうして、私に渡してくれたんだろう・・・)
あの時、へんな空気になってしまって、見かねて言ってくれたこと?
社交辞令なようなものかな・・・。
(でも・・・メールなら、いつでもいいって言ってくれた・・・)
その言葉に、どうしても期待してしまう。
黒崎さんが、私を好きじゃないかって。
(・・・なんて、自惚れてるかな)
少し遅い時間だったけど、玄関から出てきたママは、先生に笑顔でお礼を言っていた。
早川先生と一緒なら、ママは私の帰りが何時になっても怒らないのかもしれない。
(今日は、疲れたな・・・)
早々にシャワーを済ませると、すぐにベッドに潜り込む。
本当に、疲れていた。
すぐにでもこのまま眠りたかったけれど、頭の中が、ぐるぐると回る思考で冴えていた。
(今日はコンサートがあって、早起きをして準備して・・・)
手の傷も痛まなかったし、コンサートは大成功で、とても感動して達成感に包まれた。
そしてその後、来てくれた千穂ちゃんと岡本さんに会って話して、それで・・・黒崎さんに会ったんだ。
(・・・本当に、来てくれた・・・)
少し時間が空いたからって、黒崎さんは言っていた。
そして・・・名刺を私に渡してくれた。
(どうして、私に渡してくれたんだろう・・・)
あの時、へんな空気になってしまって、見かねて言ってくれたこと?
社交辞令なようなものかな・・・。
(でも・・・メールなら、いつでもいいって言ってくれた・・・)
その言葉に、どうしても期待してしまう。
黒崎さんが、私を好きじゃないかって。
(・・・なんて、自惚れてるかな)