black×cherry ☆番外編追加しました
失恋
夏休みも終盤になった9月の土曜日。
私は、千穂ちゃんと一緒にショッピングモールを訪れていた。
馬場さんは、私の送迎兼監視役の仕事があるので、申し訳ないけれど一緒に来てもらっている。
けれど、帰り時間の待ち合わせをすると、「私もぶらぶらしてきますから」と、ショッピングモール内では私を自由にしてくれた。
本当に、馬場さんにはいろいろ感謝なのだった。
お昼ごはんは、「おいしそう」と千穂ちゃんと意見が合ったイタリアンのお店に決めた。
メインのパスタを注文すると、前菜はバイキング方式で選べることになっていて、二人でわいわいと好きな料理をお皿にとった。
メイン料理も席に届くと、テーブルの上は華やかでとてもいい香り。
二人して、わあっと嬉しい笑顔になった。
「おいしそう」
「ね、おいしいものは幸せだよね。食べよっか!いただきまーす」
「うん!いただきます」
二人そろってフォークを持って、料理の味をかみしめる。
メインに頼んだパスタの味が、とてもおいしくて幸せだった。
(サーモンクリームは、やっぱりおいしいな)
楽しい時間。
久しぶりの二人のランチに、何気ない会話も弾む。
パスタをくるくる巻きながら、千穂ちゃんは「そういえば」と新たな話題を切り出した。
「あれから結局連絡したの?黒崎さんに」
「!」
(ドキ・・・)
コンサートの日。千穂ちゃんたちにバタバタと挨拶をして黒崎さんを追いかけた。
そのため、お詫びとともにあれから起こった出来事を、メールアプリで報告していた。
私は、千穂ちゃんと一緒にショッピングモールを訪れていた。
馬場さんは、私の送迎兼監視役の仕事があるので、申し訳ないけれど一緒に来てもらっている。
けれど、帰り時間の待ち合わせをすると、「私もぶらぶらしてきますから」と、ショッピングモール内では私を自由にしてくれた。
本当に、馬場さんにはいろいろ感謝なのだった。
お昼ごはんは、「おいしそう」と千穂ちゃんと意見が合ったイタリアンのお店に決めた。
メインのパスタを注文すると、前菜はバイキング方式で選べることになっていて、二人でわいわいと好きな料理をお皿にとった。
メイン料理も席に届くと、テーブルの上は華やかでとてもいい香り。
二人して、わあっと嬉しい笑顔になった。
「おいしそう」
「ね、おいしいものは幸せだよね。食べよっか!いただきまーす」
「うん!いただきます」
二人そろってフォークを持って、料理の味をかみしめる。
メインに頼んだパスタの味が、とてもおいしくて幸せだった。
(サーモンクリームは、やっぱりおいしいな)
楽しい時間。
久しぶりの二人のランチに、何気ない会話も弾む。
パスタをくるくる巻きながら、千穂ちゃんは「そういえば」と新たな話題を切り出した。
「あれから結局連絡したの?黒崎さんに」
「!」
(ドキ・・・)
コンサートの日。千穂ちゃんたちにバタバタと挨拶をして黒崎さんを追いかけた。
そのため、お詫びとともにあれから起こった出来事を、メールアプリで報告していた。