black×cherry ☆番外編追加しました
(黒崎さんに連絡先をもらったことと、早川先生に会ったこと、その後、先生と一緒に打ち上げに行ったことは、簡単に伝えておいたんだよね・・・)
それで、詳しいことは今度会った時に話すって、約束をしておいたんだ。
「うん・・・悩んだんだけど、次の日にメールはしたの。コンサートのお礼と、名刺をくれたお礼を書いて」
「うんうん。それで?」
千穂ちゃんは、うきうきと目を輝かせた。
多分、いい返事が来たと思っているんだろうけど・・・。
「・・・それだけなの」
「え?それだけって・・・それに対する返信とかは?」
「・・・ないの」
「ない・・・」
「うん。ない・・・」
「ない」を私が連発すると、そのままシーンとしてしまう。
一瞬にして、切ない空気になってしまった。
「『じゃあ今度食事でも』的な流れになるかと思ったんだけど・・・」
「うん・・・そこまでじゃなくても、簡単な返信はあると思ってたんだけど・・・」
ものすごく悩んだ末に、勇気を出してメールした。
黒崎さんも「メールならいつでもいい」と言ってくれたし、やっぱりお礼は伝えたかった。
そして、何かしらの返信があると思っていたけれど、ただのひと言も返事はないまま。
「うーん・・・『いつでもいい』って、連絡先渡してきたのにそれかあ。何考えてるんだろう?」
「・・・やっぱり、おじさまの姪だからって、義理で渡してくれたのかな」
「んー・・・どうかな。そんなに義理堅いタイプじゃなさそうだけど。蒼佑さんに、何気なく聞いてもらおうか」
「う、ううん!いいの。もうちょっと、待ってみる・・・」
それで、詳しいことは今度会った時に話すって、約束をしておいたんだ。
「うん・・・悩んだんだけど、次の日にメールはしたの。コンサートのお礼と、名刺をくれたお礼を書いて」
「うんうん。それで?」
千穂ちゃんは、うきうきと目を輝かせた。
多分、いい返事が来たと思っているんだろうけど・・・。
「・・・それだけなの」
「え?それだけって・・・それに対する返信とかは?」
「・・・ないの」
「ない・・・」
「うん。ない・・・」
「ない」を私が連発すると、そのままシーンとしてしまう。
一瞬にして、切ない空気になってしまった。
「『じゃあ今度食事でも』的な流れになるかと思ったんだけど・・・」
「うん・・・そこまでじゃなくても、簡単な返信はあると思ってたんだけど・・・」
ものすごく悩んだ末に、勇気を出してメールした。
黒崎さんも「メールならいつでもいい」と言ってくれたし、やっぱりお礼は伝えたかった。
そして、何かしらの返信があると思っていたけれど、ただのひと言も返事はないまま。
「うーん・・・『いつでもいい』って、連絡先渡してきたのにそれかあ。何考えてるんだろう?」
「・・・やっぱり、おじさまの姪だからって、義理で渡してくれたのかな」
「んー・・・どうかな。そんなに義理堅いタイプじゃなさそうだけど。蒼佑さんに、何気なく聞いてもらおうか」
「う、ううん!いいの。もうちょっと、待ってみる・・・」