black×cherry ☆番外編追加しました
(岡本さん・・・!何考えてるんですか・・・!)
気まずすぎる空間だった。
どうしよう。黒崎さんと二人きり。
もしかしたら、千穂ちゃんからなにか聞いているのだろうか。
だけど、千穂ちゃんは言わないと約束したことを言ったりしないだろうから、多分、岡本さんが一人でいろいろ考えて、とった行動だと思う。
(告白した時その場にいたし・・・私が黒崎さんを好きだって、元々知っているもんね・・・)
そうだ・・・。
黒崎さんもわかってる。
私が好きなことをわかってて、黒崎さんは、メールの返事をしてくれない。
やっぱり、嫌われているのかな・・・。
沈黙でいる気まずさと、苦い思いで胸が詰まった。
そんな思いに耐えきれず、閉まったままのエレベーターを睨み続ける黒崎さんに、思いきって言葉をかけた。
「っ、あの」
「・・・なんだ」
目線は合わさず、言葉だけを返された。
いつも通り、この反応に怯みそうになるけれど、ここまできたら、聞いてしまう。
「少し前に、黒崎さんにメールを送ったんです。でも、返事がないので・・・届いてるかなって思っていて」
「・・・ああ」
「届いてる」と、黒崎さんは返事した。
そっけない口調。
私の胸は、今まで以上にぎゅっと痛んだ。
「そうですか・・・。初めてのメールだったので、ちょっと、心配していたんです」
気まずすぎる空間だった。
どうしよう。黒崎さんと二人きり。
もしかしたら、千穂ちゃんからなにか聞いているのだろうか。
だけど、千穂ちゃんは言わないと約束したことを言ったりしないだろうから、多分、岡本さんが一人でいろいろ考えて、とった行動だと思う。
(告白した時その場にいたし・・・私が黒崎さんを好きだって、元々知っているもんね・・・)
そうだ・・・。
黒崎さんもわかってる。
私が好きなことをわかってて、黒崎さんは、メールの返事をしてくれない。
やっぱり、嫌われているのかな・・・。
沈黙でいる気まずさと、苦い思いで胸が詰まった。
そんな思いに耐えきれず、閉まったままのエレベーターを睨み続ける黒崎さんに、思いきって言葉をかけた。
「っ、あの」
「・・・なんだ」
目線は合わさず、言葉だけを返された。
いつも通り、この反応に怯みそうになるけれど、ここまできたら、聞いてしまう。
「少し前に、黒崎さんにメールを送ったんです。でも、返事がないので・・・届いてるかなって思っていて」
「・・・ああ」
「届いてる」と、黒崎さんは返事した。
そっけない口調。
私の胸は、今まで以上にぎゅっと痛んだ。
「そうですか・・・。初めてのメールだったので、ちょっと、心配していたんです」