black×cherry ☆番外編追加しました
「7時までなので、あまりゆっくりはできないんですが・・・。すみません」
「いや、それは全然いいよ。そうだな・・・でも、家に7時着だよね?ちょっと離れたお店に行こうかと思ってたけど・・・移動時間考えると、ちょっとバタバタしそうだな・・・」
岡本さんはそう言って、「うーん」と悩んでいたけれど、しばらくすると「あ」と閃いた顔をした。
「そうだ。割と近くに美味いラーメン屋さんがあるんだ。ラーメンならすぐ食べれるし。どうかな?」
嬉しそうな顔で、バックミラー越しに私たちに視線を向けた。
千穂ちゃんは「いいね!」と笑顔で言ってから、はっとしたように私を見た。
「咲良、ラーメン屋さん大丈夫だっけ」
「あっ・・・そ、そうか、咲良ちゃん、ラーメンなんて食べないか。狭いし、野郎ばっかの店だしな・・・」
二人の心配に、私は笑って首を振る。
「大丈夫です。ラーメン屋さん、前に黒崎さんに連れて行ってもらったことがあるんです。すごくおいしくて、また行きたいなって思ってて」
「あ、そういえば。そんなことも聞いたかな」
「はい。でも、もう行けないと思っていたから・・・」
黒崎さんには、早川先生やおじさまに連れて行ってもらえばいいと言われたけれど。
私はやっぱり・・・黒崎さんに連れて行ってもらいたかった。
「もー、大げさだなあ。ラーメン屋さんなんていつでも行くよ?どこのお店かわからないけど、大学の近くにもあるし、今度またそこにも一緒に行ってみようよ」
「うん!」
苦笑する千穂ちゃんに、私は笑顔で頷いた。
黒崎さんとじゃないと、なんて、もったいないことかもしれない。
「いや、それは全然いいよ。そうだな・・・でも、家に7時着だよね?ちょっと離れたお店に行こうかと思ってたけど・・・移動時間考えると、ちょっとバタバタしそうだな・・・」
岡本さんはそう言って、「うーん」と悩んでいたけれど、しばらくすると「あ」と閃いた顔をした。
「そうだ。割と近くに美味いラーメン屋さんがあるんだ。ラーメンならすぐ食べれるし。どうかな?」
嬉しそうな顔で、バックミラー越しに私たちに視線を向けた。
千穂ちゃんは「いいね!」と笑顔で言ってから、はっとしたように私を見た。
「咲良、ラーメン屋さん大丈夫だっけ」
「あっ・・・そ、そうか、咲良ちゃん、ラーメンなんて食べないか。狭いし、野郎ばっかの店だしな・・・」
二人の心配に、私は笑って首を振る。
「大丈夫です。ラーメン屋さん、前に黒崎さんに連れて行ってもらったことがあるんです。すごくおいしくて、また行きたいなって思ってて」
「あ、そういえば。そんなことも聞いたかな」
「はい。でも、もう行けないと思っていたから・・・」
黒崎さんには、早川先生やおじさまに連れて行ってもらえばいいと言われたけれど。
私はやっぱり・・・黒崎さんに連れて行ってもらいたかった。
「もー、大げさだなあ。ラーメン屋さんなんていつでも行くよ?どこのお店かわからないけど、大学の近くにもあるし、今度またそこにも一緒に行ってみようよ」
「うん!」
苦笑する千穂ちゃんに、私は笑顔で頷いた。
黒崎さんとじゃないと、なんて、もったいないことかもしれない。