black×cherry ☆番外編追加しました
家についたのは19時ぎりぎり。
ママは、延ばした門限内とはいえ、帰ってこない私にはらはらしていたようだった。
「もう・・・心配してたのよ」
「ちゃんと約束までに帰ったよ。それに・・・7時でも、大学生にしては早すぎると思うんだけど・・・」
普段は、さらに一時間早い18時だし。
みんなみたいに、もっと自由に、友達と飲みに行ったり、夕飯を食べに行ったりしてみたい。
「ママもそれはわかってる。でもね、咲良はみんなと違うでしょう。・・・あ、お家が、とかではないわよ。皆さんいいところのお嬢様なんだから。そういうわけではなくて・・・咲良は、男の人に声をかけられたりするでしょう」
「・・・もう、大丈夫だよ・・・」
この話題、私は苦手だ。
悠翔さんのことを、いつまで言われてしまうのだろうか・・・。
「大丈夫じゃないわよ。『咲良ちゃんはモテるから』って、早川先生、少し心配してたわよ」
(!)
「ママ、早川先生に会ったの?」
「ううん。会ったわけではなくて、電話をいただいたの。この前、咲良がお弁当を届けたでしょう?そのお礼をわざわざ伝えてくださって」
「・・・そっか・・・」
「そっかって・・・。心配してたわよ。咲良、先生から連絡先いただいてるのに連絡してないそうじゃない」
「あっ・・・うん・・・」
「もう・・・ママ申し訳なかったよ。だからね、今度の週末にお食事の約束しておいたから」
ママは、延ばした門限内とはいえ、帰ってこない私にはらはらしていたようだった。
「もう・・・心配してたのよ」
「ちゃんと約束までに帰ったよ。それに・・・7時でも、大学生にしては早すぎると思うんだけど・・・」
普段は、さらに一時間早い18時だし。
みんなみたいに、もっと自由に、友達と飲みに行ったり、夕飯を食べに行ったりしてみたい。
「ママもそれはわかってる。でもね、咲良はみんなと違うでしょう。・・・あ、お家が、とかではないわよ。皆さんいいところのお嬢様なんだから。そういうわけではなくて・・・咲良は、男の人に声をかけられたりするでしょう」
「・・・もう、大丈夫だよ・・・」
この話題、私は苦手だ。
悠翔さんのことを、いつまで言われてしまうのだろうか・・・。
「大丈夫じゃないわよ。『咲良ちゃんはモテるから』って、早川先生、少し心配してたわよ」
(!)
「ママ、早川先生に会ったの?」
「ううん。会ったわけではなくて、電話をいただいたの。この前、咲良がお弁当を届けたでしょう?そのお礼をわざわざ伝えてくださって」
「・・・そっか・・・」
「そっかって・・・。心配してたわよ。咲良、先生から連絡先いただいてるのに連絡してないそうじゃない」
「あっ・・・うん・・・」
「もう・・・ママ申し訳なかったよ。だからね、今度の週末にお食事の約束しておいたから」