black×cherry ☆番外編追加しました
「あ、それなら大丈夫です。とりあえず、お母さまの後は私が理事長しますので」
昭一おじさまの問いかけに、佐和子おばさまがしれっと答えた。
私は初耳で「えっ!」と大きく驚いたけど、パパとママは知っていたのか、特に動揺していない。
「な、え、でも、佐和子さんにはエステの会社が・・・」
「ええ。もちろん、そっちも辞めません。というか、羽白総合病院の美容外科と連携させて、より質の高い美容医療とエステを提供していくつもりです」
(な、なるほど・・・!さすがおばさま)
「しかし、理事長がいても院長は・・・」
「んー・・・そうですねえ。私は同族経営にはこだわらないので。仕事が出来て信頼できる人なら別に誰でもいいんですけど・・・。もしどうしてもってこだわるんなら、昭一さんとこの三男くんでもいいですよ。今、医大生ですもんね?」
「は、はあっ・・・?む、無理ですよ!あいつに院長なんて!」
「いえいえ、わからないですよ~。和馬だってあと20年、うまくいけば30年は院長できると思いますから。その頃、三男の昭伸くんは50代でしょ。きっと立派なお医者さんになっていると思いますよ」
昭一おじさまの問いかけに、佐和子おばさまがしれっと答えた。
私は初耳で「えっ!」と大きく驚いたけど、パパとママは知っていたのか、特に動揺していない。
「な、え、でも、佐和子さんにはエステの会社が・・・」
「ええ。もちろん、そっちも辞めません。というか、羽白総合病院の美容外科と連携させて、より質の高い美容医療とエステを提供していくつもりです」
(な、なるほど・・・!さすがおばさま)
「しかし、理事長がいても院長は・・・」
「んー・・・そうですねえ。私は同族経営にはこだわらないので。仕事が出来て信頼できる人なら別に誰でもいいんですけど・・・。もしどうしてもってこだわるんなら、昭一さんとこの三男くんでもいいですよ。今、医大生ですもんね?」
「は、はあっ・・・?む、無理ですよ!あいつに院長なんて!」
「いえいえ、わからないですよ~。和馬だってあと20年、うまくいけば30年は院長できると思いますから。その頃、三男の昭伸くんは50代でしょ。きっと立派なお医者さんになっていると思いますよ」