black×cherry ☆番外編追加しました
「あの時二人にしなければ・・・!!」と、ドンドン!と悔しそうに机をたたく。
「警察官でも、もっとマシなやつはいっぱいいるぞ!なんでよりにもよって黒崎なんだ・・・!!」
「あ、あの、すごく、優しいんです」
「はあ!?馬鹿言うな!!優しさの欠片なんて一ミリたりともないだろーが!!」
「なんでだ!!」と泣きじゃくるおじさまに、ママが「もう・・・」と苦笑して、ティッシュの箱を差し出した。
「兄さん、もう観念して。あんまりそんなこと言ってると、今度は咲良に嫌われちゃうわよ」
「なっ・・・!」
おじさまは、今度はがーん!と絶望的な顔をした。
ママはまた、ふふっと笑った。
「大丈夫よ、咲良を信じて。黒崎さんも・・・二人は絶対大丈夫。お祖母さまも、いつかはきっと、必ず賛成してくれる。私たちもそれは努力をするから。だから・・・兄さんも、一緒に応援してあげて。兄さんだって、咲良には好きな人と幸せになってほしいでしょう?」
「・・・」
おじさまはうつむいて、しばらくじっと考えていた。
すると突然、意を決したようにすくっとその場に立ち上がる。
「・・・わかった。そうだな、咲良の幸せを願うなら・・・咲良のためを思って、黒崎のことも・・・仕方ないから認めてやるぞ。認めてやるけど・・・。けど・・・けどな」
「警察官でも、もっとマシなやつはいっぱいいるぞ!なんでよりにもよって黒崎なんだ・・・!!」
「あ、あの、すごく、優しいんです」
「はあ!?馬鹿言うな!!優しさの欠片なんて一ミリたりともないだろーが!!」
「なんでだ!!」と泣きじゃくるおじさまに、ママが「もう・・・」と苦笑して、ティッシュの箱を差し出した。
「兄さん、もう観念して。あんまりそんなこと言ってると、今度は咲良に嫌われちゃうわよ」
「なっ・・・!」
おじさまは、今度はがーん!と絶望的な顔をした。
ママはまた、ふふっと笑った。
「大丈夫よ、咲良を信じて。黒崎さんも・・・二人は絶対大丈夫。お祖母さまも、いつかはきっと、必ず賛成してくれる。私たちもそれは努力をするから。だから・・・兄さんも、一緒に応援してあげて。兄さんだって、咲良には好きな人と幸せになってほしいでしょう?」
「・・・」
おじさまはうつむいて、しばらくじっと考えていた。
すると突然、意を決したようにすくっとその場に立ち上がる。
「・・・わかった。そうだな、咲良の幸せを願うなら・・・咲良のためを思って、黒崎のことも・・・仕方ないから認めてやるぞ。認めてやるけど・・・。けど・・・けどな」