black×cherry ☆番外編追加しました
「よーし!そうと決まれば後で昭一さんに連絡しちゃお。ね、咲良。近いうちがいいわよね」
「あの・・・それはやっぱり、私も行かないといけないでしょうか・・・」
「やーだ、当たり前でしょう。咲良が助けてもらったんだから。まずはきちんとお礼をしないと」
「・・・そう、ですよね・・・」
確かにとてもお世話になった。
シャツを汚した件を聞いたら、お詫びをしたい気持ちも当然あるけれど。
(また会うなんて、やっぱり怖い・・・)
だけど。
もう一度、今日の出来事を振り返る。
睨まれたし怒られたし、舌打ちだってされたけど。取り調べの時と比べると・・・怖くなかったかもしれない。
(あくまでも、比べれば・・・だけど)
そう感じたのは、薄暗い部屋ではなくて、青空の下だったから?
それはわからないけれど、お詫びとお礼をしなければという、その気持ちだけは確かにあった。
(佐和子おばさまが一緒なら、心強いのもあるもんね・・・)
うん。よし、覚悟を決めて・・・。
「わかりました・・・。じゃあ、私からもおじさまに連絡をしてみます」
「うん。お願い。昭一さん、咲良が頼めば最速で動いてくれるわよ」
そう言うと、佐和子おばさまは今後の展開を想像したのか、嬉しそうな顔でにやにやしていた。
「あの・・・それはやっぱり、私も行かないといけないでしょうか・・・」
「やーだ、当たり前でしょう。咲良が助けてもらったんだから。まずはきちんとお礼をしないと」
「・・・そう、ですよね・・・」
確かにとてもお世話になった。
シャツを汚した件を聞いたら、お詫びをしたい気持ちも当然あるけれど。
(また会うなんて、やっぱり怖い・・・)
だけど。
もう一度、今日の出来事を振り返る。
睨まれたし怒られたし、舌打ちだってされたけど。取り調べの時と比べると・・・怖くなかったかもしれない。
(あくまでも、比べれば・・・だけど)
そう感じたのは、薄暗い部屋ではなくて、青空の下だったから?
それはわからないけれど、お詫びとお礼をしなければという、その気持ちだけは確かにあった。
(佐和子おばさまが一緒なら、心強いのもあるもんね・・・)
うん。よし、覚悟を決めて・・・。
「わかりました・・・。じゃあ、私からもおじさまに連絡をしてみます」
「うん。お願い。昭一さん、咲良が頼めば最速で動いてくれるわよ」
そう言うと、佐和子おばさまは今後の展開を想像したのか、嬉しそうな顔でにやにやしていた。