black×cherry ☆番外編追加しました
約束の時間に間に合うように、佐和子おばさまは私を迎えに来てくれた。
おばさまと一緒の外出は、馬場さんにお手間をかけず、いつもよりのびのびできる感じで嬉しい。
黒崎さんと再会するのは怖いけど、昭一おじさまと会えることは嬉しいし、家族以外との外食自体久しぶりなので、ウキウキとする気持ちもあった。
これは多分、ハイテンションな佐和子おばさまの影響だ。
待ち合わせ場所は、一軒家のフレンチレストラン。
駐車場に車を止めると、私と佐和子おばさまは店の前で昭一おじさまたちが来るのを待った。
けれどなかなか現れず、どうしたんだろうと思っていると、佐和子おばさまにメールが届いた。
「・・・あ。昭一さんたち、ちょっと遅れるんだって。先に入っててって書いてあるから、中に入って待ってましょ」
「はい」
佐和子おばさまに続いて店に入ると、上品な雰囲気のウエイターさんがうやうやしく迎えてくれた。
ドレスコードは特に聞いていなかったけど、袖にフリルのついたシンプルな黒いワンピースは、正解の選択だったと思う。
今日のお店は、昭一おじさまが、私が好きそうだからと選んで予約してくれたそう。
確かに、外観からおしゃれでかわいらしい雰囲気で、女の子なら嬉しく思う店だった。
(おばさまも初めて来たみたいだし・・・。お料理も楽しみだな)
私たちは、広いフロアを抜けて奥の個室の部屋に通された。
白い壁紙に、飴色の木枠のアクセント。
ところどころに写真や絵画も飾られていて、家庭的で上品な雰囲気をした部屋だった。
おばさまと一緒の外出は、馬場さんにお手間をかけず、いつもよりのびのびできる感じで嬉しい。
黒崎さんと再会するのは怖いけど、昭一おじさまと会えることは嬉しいし、家族以外との外食自体久しぶりなので、ウキウキとする気持ちもあった。
これは多分、ハイテンションな佐和子おばさまの影響だ。
待ち合わせ場所は、一軒家のフレンチレストラン。
駐車場に車を止めると、私と佐和子おばさまは店の前で昭一おじさまたちが来るのを待った。
けれどなかなか現れず、どうしたんだろうと思っていると、佐和子おばさまにメールが届いた。
「・・・あ。昭一さんたち、ちょっと遅れるんだって。先に入っててって書いてあるから、中に入って待ってましょ」
「はい」
佐和子おばさまに続いて店に入ると、上品な雰囲気のウエイターさんがうやうやしく迎えてくれた。
ドレスコードは特に聞いていなかったけど、袖にフリルのついたシンプルな黒いワンピースは、正解の選択だったと思う。
今日のお店は、昭一おじさまが、私が好きそうだからと選んで予約してくれたそう。
確かに、外観からおしゃれでかわいらしい雰囲気で、女の子なら嬉しく思う店だった。
(おばさまも初めて来たみたいだし・・・。お料理も楽しみだな)
私たちは、広いフロアを抜けて奥の個室の部屋に通された。
白い壁紙に、飴色の木枠のアクセント。
ところどころに写真や絵画も飾られていて、家庭的で上品な雰囲気をした部屋だった。