black×cherry ☆番外編追加しました
それからは、魔法をかけられたように彼に惹きつけられていた。
いろいろと話をしていくうちに、いつの間にか、すっかり心を許してた。
きっとこの時、私は、悠翔さんのことをすでに好きになっていて。
だから、帰り際に仕事の名刺を渡された時、嬉しい思いで素直に受け取ったのだった。
『内緒にしててごめん。実は、仕事はホストをしてるんだ。・・・って言ってもね、咲良ちゃんに誤解されたらイヤだから。なかなか言い出せなくて・・・。ナンパしてきたホストなんて、いかにも軽いって感じでしょう』
『・・・はい・・・』
『だよね。でも、一目惚れなんだ。仕事柄かな、こんな風にしか声をかけられなかったけど・・・。本気でキミを好きになった』
男の人から、生まれて初めて告白をされた。
あまりにも突然で、急展開で、私の胸は激しく音をたてていた。
『もし、咲良ちゃんがホストの俺でもいいって思ってくれたなら、明日、ここに会いに来てほしい』
店の名前が書かれた名刺。
『ハルト』という源氏名。
私はもう、出会った時の警戒心は、どこかへ行ってしまっていた。
『はい・・・行きます』
恋に落ちたのだと思う。
きっと、いとも簡単に。
いろいろと話をしていくうちに、いつの間にか、すっかり心を許してた。
きっとこの時、私は、悠翔さんのことをすでに好きになっていて。
だから、帰り際に仕事の名刺を渡された時、嬉しい思いで素直に受け取ったのだった。
『内緒にしててごめん。実は、仕事はホストをしてるんだ。・・・って言ってもね、咲良ちゃんに誤解されたらイヤだから。なかなか言い出せなくて・・・。ナンパしてきたホストなんて、いかにも軽いって感じでしょう』
『・・・はい・・・』
『だよね。でも、一目惚れなんだ。仕事柄かな、こんな風にしか声をかけられなかったけど・・・。本気でキミを好きになった』
男の人から、生まれて初めて告白をされた。
あまりにも突然で、急展開で、私の胸は激しく音をたてていた。
『もし、咲良ちゃんがホストの俺でもいいって思ってくれたなら、明日、ここに会いに来てほしい』
店の名前が書かれた名刺。
『ハルト』という源氏名。
私はもう、出会った時の警戒心は、どこかへ行ってしまっていた。
『はい・・・行きます』
恋に落ちたのだと思う。
きっと、いとも簡単に。