ただ愛が欲しかった
「あなたと勘助がわかれたことは悲しいけどあなたを娘にするために今度はあの子を叩きつけようかしらね…」


え?


「誰のことですか?」


「まだ会ってないのかな?ま、もうすぐ分かるさ、その時はうちのバカ息子をよろしくな愛奏ちゃん」


バカ息子…?


まだ…?


何が何だかわからないけどま、いいや!


「さ、愛奏ちゃんもうここには来ちゃダメよ!あなたはあなたの人生を生きなさい!そしてあなたがもう1度幸せを掴んだ時もう1度私たちのところに来てね!」



ほんとに勘ちゃんママは優しい。いい人だ


「はい!」



私は笑顔で頷いて病室を出て学校に戻った
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