約束
翌日、朝、迎えに来てくれる保育園のバスにワクワクしながら、乗りこんだ。私の乗るバスは、

リス号。方向によって、パンダ号とか、ウサギ号とかが、あった。私の家は、一番遠かったため

行きも帰りも1人のことがあったが、バスの先生と仲が良かったし、寂しいことは別になかった。

いつものようにバスに乗ると、バスの先生に、

「映瑠ちゃん、今日はご機嫌だね〜」

と、いわれたので、

「うん!昨日ね、新しい子が来たんだよ!」

と、教えてあげると、先生はにっこり笑ってもしかして、

「斎藤 慧くん?」

と、聞いてきたので、

「当たり!なんで知ってるの?」

と聞くと、先生はなんでも知っているんだよ。と言われて、なんかバカにされた感じで、悔しかっ

た。

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