体は大きいが、心も大きいんです! たぶん、、、
「可愛い花嫁さんねぇ。
でも、可愛いらしすぎて犯罪に思えるわぁ!」

「あの二人も気にしてるんだから、それはタブーだろう。」

木下みのりの小声の感想に、苦笑しながら答える。

埜々香は花嫁衣装を着てても、あどけない中学生か高校生に見えてしまうのだ。
もう、24歳なんだけどな。

「みのり、ブーケ貰いに行こう!」

「やだ!この年でブーケトスに参加したくないわよ。」

「まあ、そんなジンクスに頼らなくても、俺が花嫁にするけどね。」

そう、俺は押しまくって、とうとう彼女を陥落させたのだった。

両家の顔合わせも終え、今は、結婚式をどうするのか相談中だ。

姉さん女房は金のわらじを履いて探せって言うくらいだ。
俺には最高の嫁になってくれるだろう。



皆がブーケトスに夢中になってる隙をついて、

「みのり、きれいだよ。」

囁いてキスを奪う。

「な、何するのよ!!」

真っ赤になって怒る君が愛しい。

早く、家族になろうね。
大きな心で包んであげるからね。

I love you





FIN.
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