私の赤ちゃん
「ちょ、ちょっと!!なんで私のプリン食べてるのよ!!!!」
「え?だってお母さんこれ食べてって言ったんだもん。」
「はぁ。もういいよ。行ってきます。」
「おねえちゃんのプリンだった…?ごめんねおねえちゃん。」
晴海は今にも泣きそうな目で私に謝る
正直親だけでなく晴海にもうんざりしている。
無言で家を出る。
いつも学校には幼なじみの茉莉(まつり)と知宏(ともひろ)くんと翔馬(しょうま)くんでいっている
「あー!愛海~おっはよう~」
茉莉が眠そうな声で近付いてくる。
「おはよ。茉莉。」
「どうしたの。クマ凄いよ?」
「悩み事があってねれなくて…」
茉莉が足を止めた
「どうしたの?茉莉。」
泣きそうな顔で私に言う
「愛海。私を頼ってよ。なんでも聞くのに。」
「まつ…」
「最近の愛海おかしいよ。私のこと頼ってくれてないみたいだし。私は愛海を信じてるからどんな相談でも乗るのに。私達親友なんだからさ!!ね?愛海!!」
「茉莉…。」