冬の恋、夏の愛
ホテルの部屋から、海と夜景を見下ろす。煌めく夜景を眺める莉乃ちゃんを、後ろから優しく包み込んだ。
抱きしめたって、いいよね? 莉乃ちゃんが戻ってきてくれたんだから。言葉で『好き』は言えなくても、態度で示せば伝わるはずだから。
「明日、帰りに寄りたいところがあるんだけれど」
「どこ?」
「横浜スタジアム」
大好きなスタジアムの前で、大好きな莉乃ちゃんの写真を撮りたくて、言った。きっと莉乃ちゃんは、どこまで野球が好きやねん! なんて、心の奥でつっこんでいそうだけれど。
野球と同じくらい大好きな人に、めぐり逢えた幸せ。そんなこと、もう二度とないと思うから、記念に写真を撮りたい。そう願った。
「いいよ」
みつめ合って唇を重ねると、二度と莉乃ちゃんを離したくないと思った。
抱きしめたって、いいよね? 莉乃ちゃんが戻ってきてくれたんだから。言葉で『好き』は言えなくても、態度で示せば伝わるはずだから。
「明日、帰りに寄りたいところがあるんだけれど」
「どこ?」
「横浜スタジアム」
大好きなスタジアムの前で、大好きな莉乃ちゃんの写真を撮りたくて、言った。きっと莉乃ちゃんは、どこまで野球が好きやねん! なんて、心の奥でつっこんでいそうだけれど。
野球と同じくらい大好きな人に、めぐり逢えた幸せ。そんなこと、もう二度とないと思うから、記念に写真を撮りたい。そう願った。
「いいよ」
みつめ合って唇を重ねると、二度と莉乃ちゃんを離したくないと思った。