冬の恋、夏の愛
③
桜の頃も過ぎ、新緑が目にまぶしい季節がやってきた。今日は流星区の『流星まつり』。莉乃ちゃんが勤めている『ブルースター製菓』は流星区にあるため、出展をしていた。オレは……というと、『流星まつり』のイベントとして行われる流星サンダーズVS青空スターズの試合のために、流星区民球場に来ていた。
この近辺は、プロアマ問わず野球が人気だった。区役所の草野球チームも商店街が盛り上げて応援しているおかげで、いつもたくさんの人が観戦に来ていた。
莉乃ちゃんも、仕事が早く終われば試合を観ると言っていた。いつも通りのポーカーフェイスを装いながら、心の中では闘志を燃やしていた。
この近辺では強い、流星サンダーズ相手でも、やれそうな気がした。
……けれど、やっぱり手強い相手だった……。
流星サンダーズのエース加茂泰弘は、立ち上がりから、早いストレートで三振をとる。さすがエースだ、と敵ながら感心させられた。
エースの前に歯が立たず、三振の山。打線もサンダーズの方が一枚上手だった。
終わってみれば、七対一。一点は、甘く入ったストレートをジャストミートさせたホームランの一本だけ。
ガックリと肩を落とし、グラウンドを後にした。
この近辺は、プロアマ問わず野球が人気だった。区役所の草野球チームも商店街が盛り上げて応援しているおかげで、いつもたくさんの人が観戦に来ていた。
莉乃ちゃんも、仕事が早く終われば試合を観ると言っていた。いつも通りのポーカーフェイスを装いながら、心の中では闘志を燃やしていた。
この近辺では強い、流星サンダーズ相手でも、やれそうな気がした。
……けれど、やっぱり手強い相手だった……。
流星サンダーズのエース加茂泰弘は、立ち上がりから、早いストレートで三振をとる。さすがエースだ、と敵ながら感心させられた。
エースの前に歯が立たず、三振の山。打線もサンダーズの方が一枚上手だった。
終わってみれば、七対一。一点は、甘く入ったストレートをジャストミートさせたホームランの一本だけ。
ガックリと肩を落とし、グラウンドを後にした。