婚約指環は手錠の代わり!?
借りた充電器から携帯を引き抜き、部屋を出るとすでに海瀬課長は起きていた。
「おはよう。
さっさと準備しないと遅刻するぞ」
「は、はい」
見ていた携帯から視線をあげると、海瀬課長は立ち上がった。
出てきた私とは反対に、寝室に入っていく。
私が起きるのを待っていてくれたようだ。
洗顔、身支度をすませてリビングに行くとパンの焼けるいい匂い。
「朝食」
「ありがとうございます」
テーブルの上にはぱりぱりに焼けたバケットにサラダ、それにベーコンエッグ。
いつもトースト一枚ですませてしまう私とは大違い。
「急いで食べろ。
君が起きてくるのが遅いから、時間がない」
「はい」
ゆっくり堪能したいところだが、せかされてがつがつ飲み込んでいく。
「おはよう。
さっさと準備しないと遅刻するぞ」
「は、はい」
見ていた携帯から視線をあげると、海瀬課長は立ち上がった。
出てきた私とは反対に、寝室に入っていく。
私が起きるのを待っていてくれたようだ。
洗顔、身支度をすませてリビングに行くとパンの焼けるいい匂い。
「朝食」
「ありがとうございます」
テーブルの上にはぱりぱりに焼けたバケットにサラダ、それにベーコンエッグ。
いつもトースト一枚ですませてしまう私とは大違い。
「急いで食べろ。
君が起きてくるのが遅いから、時間がない」
「はい」
ゆっくり堪能したいところだが、せかされてがつがつ飲み込んでいく。