婚約指環は手錠の代わり!?
少しだけ出遅れたからか、すでに人はほとんどいず。
……初日からぼっち飯ですか。
はぁーっ、苦笑いで食堂などに行ってみる。
ひとりぽつんと列に並んで、ソースカツとごはんに味噌汁、それに小鉢。
「朱璃!」
空いてる席を探して見渡していたら、どこからともなく聞き慣れた声が。
探してみると、涼太――大藤涼太がこっちこっちと手招いていた。
「ひとりか?」
「あー、うん。
なんでか」
苦笑いで前に座ったら、涼太がにかっと笑った。
「へえ。
すでにいじめられてんの?」
「違うと思うけど。
……いただきます」
いじめられてるわけではないと思う。
まわりの反応は気になるが。
……初日からぼっち飯ですか。
はぁーっ、苦笑いで食堂などに行ってみる。
ひとりぽつんと列に並んで、ソースカツとごはんに味噌汁、それに小鉢。
「朱璃!」
空いてる席を探して見渡していたら、どこからともなく聞き慣れた声が。
探してみると、涼太――大藤涼太がこっちこっちと手招いていた。
「ひとりか?」
「あー、うん。
なんでか」
苦笑いで前に座ったら、涼太がにかっと笑った。
「へえ。
すでにいじめられてんの?」
「違うと思うけど。
……いただきます」
いじめられてるわけではないと思う。
まわりの反応は気になるが。