君に二度めの恋をする


はぁ疲れた…

といっても半分以上は寝てたけど


ホームルームもおわり帰る支度をしてると

「一ノ瀬さん!その髪、可愛いね何色で染めてるの?やっぱりブリーチしてる?」

何人かの女の子に声をかけられた

「あ、これ、地毛なんだよ」

とか、少しお話をして女の子たちは帰っていった

どうせ、あの子達はあたしの見た目が目立ってたから声をかけてきたんだろう…興味本位だ


そういう人は多いってかそういう人ばっかり


まぁいいや…
あたしも帰ろと思って席を立つと

「一ノ瀬さん!」

また声をかけられた…

声をかけられたほうを向くと


…可愛い

綺麗な黒髪が胸のあたりまであって
目が大きくてくりっとしてて…なんか

とにかく、すっごく可愛い子がたっていた

ーーーー誰だっけ


「クスッ さては、あたしの名前わかんないんでしょ!自己紹介のとき寝てたもんねー」

げっ…見られてたか

「ご、ごめん」と

苦笑いをしながら素直に謝ると

「いいのいいの!」

と、笑顔でかえされた

…可愛いなぁモテるんだろーなぁ

「あたしは、神崎 葵(カンザキ アオイ)よろしくね!葵でいいよ!紫音って呼んでもいい?」

「あ、うん!よろしくね葵!」


「実は私もこっちに引っ越してきたばっかりなんだぁ…よかったらこの後、探索ついでに遊ばない?」


「お!いいね、行こう行こう」


なんとなく…ただのあたしの勘だけどこの子は今までの人とは違う

そう思った

葵とは仲良くなれそう


この後は葵とお買い物したりプリクラとったり街探索をして帰った




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