真実
初めは、男達に言われる言葉を開き直りながり、聞き流していた。

しかし、あまりにも、街を歩き、男達とすれ違う時に言われ過ぎると、本当に私はそうなんだと思い込んでしまっていた。

そこから、私は自信が無くなり、落ち込む時が多くなり、涙で心を痛める日々が続き・・・。

いつしか、私は前を向いて歩かなくなった。

前を向いて、上を向いて歩く事が怖くなっていた・・・。

いつか、前を向いて、上を向いて、胸を張って歩ける日々が来るのだろうか・・・。

それから私は、それが原因で人の目が怖くなり、見れなくなっていた。

いつから、こんなに弱くなったのかな・・・。

ねぇ、誰か教えてよ・・・。
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