セルトリア学園

クラス分け

パチと目を開ける。窓の外を見ると
一週間前に到着した街並みが見える。



「おはようございます、セナ様」



「おはようアーシャ。」



「昨晩は寝れましたか?」



「うん!」



「なら後はしっかりクラス分けの
試験をなさって下さいね」



「もちろんよ!」



そう、今日はクラス分けがある日なのだ。



馬車に乗って学園へ行く



目の前には大きく、真っ白な門。



その後ろには白い綺麗な校舎が立ち並んでいる。



そして、敷地が果てしなく広い、
この学園の敷地だけで大きな街が
入ってしまうのではないかというほど大きい。



この学校は小、中、高学生と一貫校であり、
下手なことと、成績がめちゃくちゃ落ちない限り
退学にはさせられないマンモス校だ。



闘技場は10個、研究室は20棟、
中には学生用の街もあり、
小さな孤立した国のようになっている。



少し歩くとたくさんの人で賑わっていた。



制服の色からして私達より
一個上の上級生のようだ。



たぶん部活動の人寄せだろう。

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