セルトリア学園
初めて通る道をゆっくりと見渡しながら歩く。
人に顔知られてないって最高!!!
と思いながらもセナとサクとヒロは並んで歩く。
わざわざファーストマン家から来てくれた
サクとヒロは守るように横を歩く。
談笑をしながらゆっくりと学校に向かうと
大きな門が見えてくる。
数日前に見た学校の門は相変わず
大きく立派だ。
下駄箱で校舎が違うので2人とは別れ
セナは巫女のSSクラスへと急ぐ
ガラリと扉を開けると黒板と机3つ
そして後ろの方にソファやらなんやら
が置かれていた。
後ろの方は教室とは思えないほど
快適そうな空間だ。
「え、と、ここ、巫女クラス?」
「そう、ここは、巫女」
「ひぁ!」
突然か後ろからけられた声に驚き
後ろをむくと見慣れた姿
「ユイ!!」
「ん、おはよ、」
「うん!おはよう!」
「セナは、席真ん中、」
「ありがとう!」
そう言って真ん中に座ると机の中には
色んな教科書が入っていた。
「これ、」
「ん、教材、無くしちゃ、だめ」
「でも、これ、上級生用じゃ」
「SSは、基本的に、基礎は、出来てる」
「そーなんだ。」
「セナは、どこでならったの?」
ユイの何気な問いに答えていいのか迷う。
セナの出身であるアルメス王国は
この世界に絶大なを影響力持つ。
故に簡単に素性を明かしてはいつ
どうなってしまうか分からない
どう答えるべきか悩んでいると
先にユイが口を開く
「ごめん、無粋、だった」
「え?」
「人、には、言えないことも、ある」
「ユイ、うん、ごめんね。
いつかちゃんと話すよ」
「ん。」
「ところで、ユイは...
「ユッイちゃーん!!!」」
バン!と音を立てて1人の少女が
入室してくる
赤茶色のショートヘアーをなびかせ
ユイに飛びつき撫で回す。
元気そうな雰囲気が特徴で
特徴的なのは....
「引っ付くなおっぱい星人め」
そう、羨ましいほどの
ボンキッュボンなのだ