セルトリア学園

救護場所に着くといくつもの
テントと簡易ベッドが並んでいた。



「うわー、本格的だねー」




「うん」




「ユイさん、セナさん。
おはようございます。」



静かな声。



サルファニ先生だ。



「おはようございます」



「SSクラスは揃ってますね。
では、今年のSSクラスの
仕事内容を説明します。



今年のSSクラスは
救助部隊について行ってもらいます。


同行するのはSクラスとAクラスなので
護衛は安心してください。


SS以外はCが行くので
全力でSSの力を発揮してください!」



あぁ、ようやくSSクラスの力が
発揮できるから
先生凄い喜んでる。



でも、実際SSクラスは
特殊能力のおかげでSSなんだって
イメージが強くて
回復魔法はSの方が凄いって
思われてるんだよね。




「ユイ、頑張ろうね」



「ん、せな、守る」



「ん?私は、いいよ?」



「狼から、守る」



「狼限定?」



「ふふ、ユイさんは大変ですね」



「うん」



え、なんで2人だけ理解してるの?




「じゃ、準備してください。」



「はい!」



1人だけやる気満々見たいじゃん!



ユイも返事してよ!

< 42 / 44 >

この作品をシェア

pagetop