セルトリア学園
「いえ、大丈夫です。
そうですね、まずは、
ユイが父親を信じてみては?
私の家は父よりも母が強しです。
母が学園行きを許してくれましたが
父は最後まで反対してました。
今思えば、父があんなに母に反対するのは
初めて見たかも知れません。
でも、最後は父と向き合って
しっかり話し合ってから家を出てきました。」
「父を、信じる」
「その代わり、週一の手紙と
2ヶ月に1回の帰省を命じられましたが」
「そう。」
「はい、
ユイも、頑張ってみては?」
「ん、ありがとう」
んー?めでたしめでたし?
「ユイ、頑張ってね」
「ん、」
「おーい!3人とも!もうそろそろ見回り
行くぞー!」
「わかったー!
いこ、ユイ、セナ」
「うん!」
「ん」
ユイが、仲良くなれてよかった。