night&day
「先輩!」
「さなちゃんじゃん。元気?」
「私はいつだって元気ですよ。それよりどうしたんです?」
「それがさー」
就職課の帰りに校内で声を掛けてくれたのはサークルの後輩だったさなちゃん。
さなちゃんは結構派手で、その見た目やはっきりした性格やらでこの大学内では友達が少ないらしい。確かにさなちゃんの格好は基本露出高めかもしれない。それでも教授の誕生会に参加した時、たまたま隣に座ったさなちゃんと会話が盛り上がって、意気投合。
ものの価値観が似ている気がして私はすぐにさなちゃんを好きになった。
「え?そんな事あるんですか?」
「そう思うでしょ?あるのよ実際!さなちゃんも気を付けてね。ってまぁ気を付けようないけどさ」
「ですよね。じゃあ先輩今は就活中?」
「そーそー」
二人で大学近くのカフェに入って、私は可愛い後輩に最近の惨事を聞いてもらう。
「ちょっとお願いあるんですけど!」
「え?お願い?」
それなのに逆に後輩から助けを求められる。
「今キャバやってるんですけど、女の子足りなくて困ってたんです!先輩!仕事見つかるまででいいのでやってくれませんか?!」
「キャバ?無理だよ!お酒好きじゃないし、酔っ払いも好きじゃないし」
「さなちゃんじゃん。元気?」
「私はいつだって元気ですよ。それよりどうしたんです?」
「それがさー」
就職課の帰りに校内で声を掛けてくれたのはサークルの後輩だったさなちゃん。
さなちゃんは結構派手で、その見た目やはっきりした性格やらでこの大学内では友達が少ないらしい。確かにさなちゃんの格好は基本露出高めかもしれない。それでも教授の誕生会に参加した時、たまたま隣に座ったさなちゃんと会話が盛り上がって、意気投合。
ものの価値観が似ている気がして私はすぐにさなちゃんを好きになった。
「え?そんな事あるんですか?」
「そう思うでしょ?あるのよ実際!さなちゃんも気を付けてね。ってまぁ気を付けようないけどさ」
「ですよね。じゃあ先輩今は就活中?」
「そーそー」
二人で大学近くのカフェに入って、私は可愛い後輩に最近の惨事を聞いてもらう。
「ちょっとお願いあるんですけど!」
「え?お願い?」
それなのに逆に後輩から助けを求められる。
「今キャバやってるんですけど、女の子足りなくて困ってたんです!先輩!仕事見つかるまででいいのでやってくれませんか?!」
「キャバ?無理だよ!お酒好きじゃないし、酔っ払いも好きじゃないし」