night&day
それなのに。
「良かった!なら19時にこのビルの下で待ち合わせましょ」
勝手に話を進めるさなちゃんは過剰労働とも言える数時間を過ごしたとは思えないくらいに元気だ。
何の差?年は一つしか違わないのに、この疲弊している私と元気でキラキラスマイルのさなちゃん。体力だろうか。ただの慣れだろうか。
そんな元気なさなちゃんに掌を差し出しストップをかける。
「私、絶対寝てるから!」
と言ったにもかかわらず、それでもちゃんと19時10分前にビルに来た私は偉いと思う。
「先輩!こっちです」
さっさと腕を引かれて連れて行かれたのは私がいたビルの隣のビル。
Club May. と書かれたフロアでエレベーターを降り、何も言わずそのままドアを開けようとしたさなちゃんの腕を強めに引いて今度こそストップをかける。
「さなちゃん!ここは?!クラブってまさかホストクラブ?」
「実はここもお兄ちゃんのお店なんですよ!ここのが先ですけど」
「え?!」
「今日はお疲れ様会ですよ!」
笑顔でそう言ったさなちゃんはそのままドアを開けて中へと入る。
「良かった!なら19時にこのビルの下で待ち合わせましょ」
勝手に話を進めるさなちゃんは過剰労働とも言える数時間を過ごしたとは思えないくらいに元気だ。
何の差?年は一つしか違わないのに、この疲弊している私と元気でキラキラスマイルのさなちゃん。体力だろうか。ただの慣れだろうか。
そんな元気なさなちゃんに掌を差し出しストップをかける。
「私、絶対寝てるから!」
と言ったにもかかわらず、それでもちゃんと19時10分前にビルに来た私は偉いと思う。
「先輩!こっちです」
さっさと腕を引かれて連れて行かれたのは私がいたビルの隣のビル。
Club May. と書かれたフロアでエレベーターを降り、何も言わずそのままドアを開けようとしたさなちゃんの腕を強めに引いて今度こそストップをかける。
「さなちゃん!ここは?!クラブってまさかホストクラブ?」
「実はここもお兄ちゃんのお店なんですよ!ここのが先ですけど」
「え?!」
「今日はお疲れ様会ですよ!」
笑顔でそう言ったさなちゃんはそのままドアを開けて中へと入る。