night&day
「お疲れ様でーす!」
「さなちゃん待ってたよ!あれ?その子が新しい子?」
まず出迎えてくれたのは黄色の長い前髪をちょんまげの様にピンでとめた男の人。
どこからどう見てもホストですって感じの人。というかホスト以外に何にも見えない。
「そーそー!マヤさんです」
「へぇ!大学の先輩なんだよね?宜しく。俺ここのサブで、ジオ」
「よ、宜しくお願いします」
笑顔で「おう」と頷きながら奥へと進んだその人の後にさなちゃんは付いて行って、私も慌てて後を追う。
数人のホストらしき人と、見慣れた男性スタッフ、お店の女の子が数人もう飲んで騒いでいた。
「私達はここでいいです」
さなちゃんはジオさんにそう言うと、皆とは少しだけ離れたボックス席に腰を下ろした。
「ウチのJunは六月で、ここのMayは五月、それぞれお店の記念月なんですよ」
「あ、そうなの?」
「はい。ここの一周年記念にJun.を創ったんです」
経営が上手なんだなぁと、一度だけ会ったさなちゃんのお兄さんを思い出した。
こんな都会にクラブが二つ。もの凄い手腕なのだろう。
「さなちゃん待ってたよ!あれ?その子が新しい子?」
まず出迎えてくれたのは黄色の長い前髪をちょんまげの様にピンでとめた男の人。
どこからどう見てもホストですって感じの人。というかホスト以外に何にも見えない。
「そーそー!マヤさんです」
「へぇ!大学の先輩なんだよね?宜しく。俺ここのサブで、ジオ」
「よ、宜しくお願いします」
笑顔で「おう」と頷きながら奥へと進んだその人の後にさなちゃんは付いて行って、私も慌てて後を追う。
数人のホストらしき人と、見慣れた男性スタッフ、お店の女の子が数人もう飲んで騒いでいた。
「私達はここでいいです」
さなちゃんはジオさんにそう言うと、皆とは少しだけ離れたボックス席に腰を下ろした。
「ウチのJunは六月で、ここのMayは五月、それぞれお店の記念月なんですよ」
「あ、そうなの?」
「はい。ここの一周年記念にJun.を創ったんです」
経営が上手なんだなぁと、一度だけ会ったさなちゃんのお兄さんを思い出した。
こんな都会にクラブが二つ。もの凄い手腕なのだろう。