今すぐにI★LOVE★YOU★
★繋がる手★
お姉ちゃんと何を話したの?って、
本当は聞きたいのに、自分からは聞けないあたし。
勇太は何もそのことには触れない。
そして、勇太はお姉ちゃんと何を話したのか結局教えてくれなかった。
あたしも聞けばいいのに、聞けないまま勇太に寄り添う。
ベットの中は二人の体温が重なり合って温かくて、
ずっとこのままいられたらいいのに……と心から思った。
「じゃあ、俺帰るよ」
着替え終えた勇太の言葉に現実に戻されるあたし。
「うん。また明日、学校でね」
急いで服を着て勇太を玄関まで見送る。
お姉ちゃんは出かけたのか、もう家にはいなかった。
「じゃあな」
「……うん」
手を振り、帰っていく勇太の背中を見送った後、
またあたしを襲ってくるのは複雑な想い。
苦しくて、切なくて、
それでいて惨めなあたしがそこにいた。
勇太と初めてひとつになっても満たされない、あたしの心。
本当は聞きたいのに、自分からは聞けないあたし。
勇太は何もそのことには触れない。
そして、勇太はお姉ちゃんと何を話したのか結局教えてくれなかった。
あたしも聞けばいいのに、聞けないまま勇太に寄り添う。
ベットの中は二人の体温が重なり合って温かくて、
ずっとこのままいられたらいいのに……と心から思った。
「じゃあ、俺帰るよ」
着替え終えた勇太の言葉に現実に戻されるあたし。
「うん。また明日、学校でね」
急いで服を着て勇太を玄関まで見送る。
お姉ちゃんは出かけたのか、もう家にはいなかった。
「じゃあな」
「……うん」
手を振り、帰っていく勇太の背中を見送った後、
またあたしを襲ってくるのは複雑な想い。
苦しくて、切なくて、
それでいて惨めなあたしがそこにいた。
勇太と初めてひとつになっても満たされない、あたしの心。