今すぐにI★LOVE★YOU★

「好きなの……だから……付き合ってほしいの」



あたしの精一杯の告白。



しばらくの沈黙の後、勇太は小さく頷いて笑った。



そして、一言



「いいよ。カノンなら……」



と、つぶやいた。



嬉しくて……嬉しくて。



勇太が目の前にいるのに、その場で大泣きしちゃったあたし。



勇太はそっと手を出して、そんなあたしの頭を撫でてくれた。



優しい勇太。



勇太に想いが伝わってあたしは本当に幸せだった。



あの時流した涙の温かさは今もずっと覚えているよ。