28時間
書店に立ち寄り、B市周辺の観光ガイドを1冊買って、カフェのカウンター席で一緒に眺める。

「何もわざわざチェーン店に入らなくても」

慎一は言ったが、

「いいじゃないですか普通っぽくて」

と、遥に一蹴された。

遥が気に入ったのは、B市郊外にあるワイナリー併設のホテルで、運よく一部屋空いていた。

早速予約をして、カフェを出る。
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