大切なあなたへ2度と伝える事ができない
あいつはそんな事を言ったのか?
あいつには未来を描く事は
出来ないんだ
どうすんだ?
無責任なあいつは・・・・
もう何年も目が覚めないでいやがる
そんな現実をあの子に告げても良いものかと.思うがそれは今の状態を見たら無理に決まっている
あいつの携帯をあいつの両親から預かっている
なんでも将来を誓いあった生徒がいるとかでその子に返信して欲しいと
時が過ぎたら話して欲しいと
俺にそんな惨い事が出きるかと思ったが幸いにも同じ会社だった
あいつの代わりにいつも見ていた
そんな時あいつの最後だと知らせが来たもう黙ってはいられず
俺は.あの子を引っ張って病院に向かった
「俺はあいつとは大親友だった、こんな事になるなら早くに会わせてあげたかった」と謝り今までの事を話した
「嘘よ、あの先生が・・・」と泣き叫んだ
「ねえ、嘘だと言って・・・」
「俺も信じられなかった、でも現実を受け入れた、大人になったら苛めはなくなるとばかりにでも何にもあいつは悪くない生徒を庇ったら・・・職員室に居場所がなくなってしまった・・・悩んで悩んで悩んでとうとう自ら命をたとうとした」
この子はこれから先自分を攻め続けてしまうのだろうな?
「先生・・・・・ごめんなさい」と嗚咽を漏らしていた