大切なあなたへ2度と伝える事ができない
あいつの携帯に入ったメールをみて
慌てて海岸線を走った
ここは.あいつの思いでの海だ
砂浜を辺りを見ながら探していた
海に向かって沈みかけていたあの子を見つけた
声をかけても聞こえないのか
ただ一直線に俺はあの子に追い付き
腕を引っ張り
砂浜にあげた
「なんで邪魔するの?」
俺はあの子の頬を思いっきりひっぱたいたと同時にあの子を抱き締めた
「あいつから助けられた命をほうりだすな、あいつの代わりに俺があいつになる」と言ったらあの子は
今までの分を泣き続けた
泣きつかれたのか?
今まで寝られなかったのか?
寝息をたてて寝てしまった
あどけない顔して、あいつに言った
『これからは俺がお前の代わりになるから安心しろ』とどこかで聞いていたのだろか?
『ああ任せた、玲美は凄くいい子だから・・・』と空耳まで聞こえて来た