過保護な副社長はナイショの恋人
「い、いいえ。なんでもないです……」
照れくさくて顔をそらす。今まで副社長に恋愛感情がなかったのに、こんなにドキドキしている自分が不思議だ。
「それならいいけど。まだ咲実は、どことなく俺に遠慮気味だな」
「すみません……。なんだか、今の状況にまだ実感が湧かなくて……」
「実感か……。じゃあ、もっと恋人らしいことをする?」
「えっ⁉︎」
ニッとする一翔さんに、私は動揺から声が大きくなる。すると、彼は少し意地悪く言った。
「今、変なことを考えてたろ? 大丈夫だよ、キス以外はしないから」
と次の瞬間、一翔さんの唇が重なった。何度もされているキスだけど、やっぱり緊張を感じる自分と、ときめく自分がいる。
強引な感じに惹かれるなんて、私ってM気質なのかな……。
「ん……」
体を強く抱きしめられ、彼のキスに応えていく。そのうち、一翔さんの手が私の胸へ伸びてきた。
「あ……。待って、一翔さん……」
体が火照ってきて熱い。優しく胸を揉まれ、私の呼吸が乱れ始めたところで、彼の手が止まった。
照れくさくて顔をそらす。今まで副社長に恋愛感情がなかったのに、こんなにドキドキしている自分が不思議だ。
「それならいいけど。まだ咲実は、どことなく俺に遠慮気味だな」
「すみません……。なんだか、今の状況にまだ実感が湧かなくて……」
「実感か……。じゃあ、もっと恋人らしいことをする?」
「えっ⁉︎」
ニッとする一翔さんに、私は動揺から声が大きくなる。すると、彼は少し意地悪く言った。
「今、変なことを考えてたろ? 大丈夫だよ、キス以外はしないから」
と次の瞬間、一翔さんの唇が重なった。何度もされているキスだけど、やっぱり緊張を感じる自分と、ときめく自分がいる。
強引な感じに惹かれるなんて、私ってM気質なのかな……。
「ん……」
体を強く抱きしめられ、彼のキスに応えていく。そのうち、一翔さんの手が私の胸へ伸びてきた。
「あ……。待って、一翔さん……」
体が火照ってきて熱い。優しく胸を揉まれ、私の呼吸が乱れ始めたところで、彼の手が止まった。