不機嫌なカレと秘密なつながり
あたしは彰汰の手を握りしめると、並んで廊下を歩き始めた

「ちょ…彰汰っ。駄目っ…」

「やだ。最後までやる」

部室の鍵を閉めた彰汰に、あたしは制服を剥がされた

「また誰かに見られたらどうするのよっ。さっさと着替えて帰るの! ね? 帰ろうよ」

「やだ」

「『やだ』じゃない。帰るの」

彰汰が、激しいキスをしてくる

何も考えられなくなるようなキスに、身体が奥からゾクゾクとしてくる

「しょ…う、た」

「ん? ヤリたくなった?」

「ヤラない」

「大丈夫。すぐに終わるから」

彰汰の指が、あたしの胸を弄った

「すぐに終わらないくせに」

「終わるよ。保健室でだいぶ、楽しんだから。すぐに元気になる」

「楽しんでなくても、彰汰の下半身はすぐに元気になるでしょ」

彰汰があたしの耳たぶを噛んだ
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