大切な宝物
第1章
今日もまた私たちの
笑い声が響く廊下。


『マジ??センコーとかうぜぇだけだし』


『だよねぇ〜黙れみたいなぁ』


『ウケる〜』


私は、瀬川ナツキ。


バリバリのギャル。


友達のユリとサエとつるんでる。


というより
二人くらいしかつるんでくれない。


原因は、
この派手なメイクと
格好、持ち物にあることは分かってる。


だけど辞められない。
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