雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~
「ねぇ、紫色…」
「何…?」
「幸せだね」
え?
「紫色……大好きだよ」
俺の腕の中で頬を赤く染めてはにかむ雨。
「俺も、大好きだ」
雨をベッドに押し倒してキスを落とす。
「んふふ、幸せ~」
幸せそうにふにゃっと笑う雨。
「俺、世界中の“愛してる”を集めても足りないくらい雨が好きだ」
「私も…ずっとずーっと紫色と一緒に居たいって想うくらい、紫色が好きだよ」
嬉しすぎる言葉を君は綺麗に笑って言う。