雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~


俺よりもお前が先に雨を好きになってたことも知ってたし、雨がお前を好きなのも知ってた。


だから俺が死んだ後、雨があんなことになるなんて、思ってみなかったんだ。



でも、お前だから。

雨はもう一度笑うことが出来た。


不器用で優しすぎるお前だから。


紫色だから。


また、雨と紫色の笑顔が見れてよかった。

大好きだから。

2人の笑顔が、大好きだから。

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