雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~


嬉しいの。


胸がドキドキ高なって、嬉しい。

雨はパラパラになって、少し止んだ。


「これからも、そばにいてほしい」

律は立ち止まって私の頬を撫でる。


「なぁ、雨……」


頭を引き寄せられて律の胸に飛び込んだ。



あ、今…

抱きしめられてる?
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