雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~


「なぁ、明日…クリスマス」

え?

「一緒に過ごしたい」


あ、私も…同じこと考えてた。


「うん、私も…律といたい」

頬を染めて律を見ると律も真っ赤になって
「見んな…」と片手で顔を隠した。


可愛い。

クスッと笑った私に律は私の髪をぐしゃぐしゃにするという、反撃を思いついたらしい。


子供みたい……
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