雨上がりの陽だまりで。~誰よりも優しい君に~


「じゃあ、明日…家に迎えにいく」

「どこに行くの?」


「俺の家に来ないか」

え??

「ゆっくり……ふたりきりになりたい」


そう、頬を染めながら律は言う。


「うん、わかった」

私が微笑むと君は綺麗に笑う。


オレンジの光に照らされながら、キラキラ輝きながら嬉しそうに笑ったんだ。

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