きっと、君に恋をする。


文化祭が終わったら、雪の話も聞ける。

そう思うとワクワクして気分が上がった。


だけど……




「蒼くん、大好き」

「うん…」


近くの公園で、2人が抱き合っているのが目に入った。

私たちには気付かなくて、二人のせかいがそこにはあって。


なんとも言えない感情が湧いて、ただじっと二人を見つめていた。


それに気付いて雪は私の目を手で覆ってそのまま私の家に急いで入った。

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