きっと、君に恋をする。


ベッドに身を預けて天井を見上げる。

【星が綺麗だよ】


れるからそんなメッセージが来て、窓を開けた。


「…ほんとだ」

さっきまではまばらだった星達が今はもう満天に散りばめられていた。


【うん、綺麗】

そう送るとすぐに既読とついた。

俺のトーク画面ずっと開いたままだったのかな。

窓を閉めて部屋からベランダに出る。

カシャ

夕日を撮ったのと同じように画面に収めた。

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