きっと、君に恋をする。

『いつも、ありがと』

『す……ううんっ、じゃあまた明日ね』


「…?……おう、また」


慌てて電話を切ったれるが「好きよって言っちゃうとこだった…」なんてしゃがみこんでるとは露知らず。


俺も風呂に入るために下へ降りた。


「ふぅ…」

風呂から出て脱衣所で体を拭く。

ダボッとした部屋着を来て、鏡を見ると父さんにそっくりな自分が写った。


「……髪長いかな」

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