きっと、君に恋をする。


水に濡れた髪にタオルをかける。

「…まぁいいか」


風呂場を出て、父さんに「次いいよ」と声をかけた。

階段を登って自分の部屋へ入る。


隣の雨の部屋は静かでもう寝たんだろうか。

俺は机について、勉強を始めた。


しなくても授業さえ聞いてれば点数は取れるけど、した方がやっぱりいいから。

「今日は、少ししたらもう寝るか」


単語帳を見ながら英単語を覚える。

暗記は得意で、すらすら頭に入っていく。


1時間ほど経って、背伸びをする。

< 260 / 421 >

この作品をシェア

pagetop