きっと、君に恋をする。
水に濡れた髪にタオルをかける。
「…まぁいいか」
風呂場を出て、父さんに「次いいよ」と声をかけた。
階段を登って自分の部屋へ入る。
隣の雨の部屋は静かでもう寝たんだろうか。
俺は机について、勉強を始めた。
しなくても授業さえ聞いてれば点数は取れるけど、した方がやっぱりいいから。
「今日は、少ししたらもう寝るか」
単語帳を見ながら英単語を覚える。
暗記は得意で、すらすら頭に入っていく。
1時間ほど経って、背伸びをする。