きっと、君に恋をする。
「…ふぅ、寝るか」
布団に入って電気を真っ暗に消す。
ケータイで音楽を小さく流して充電しながら枕元に置いた。
これはいつもの癖で、多分真っ暗じゃないと寝れないわけでもないし静かすぎると寝れないわけでもない。
耳元から小さく好きな音楽が聞こえて目を閉じる。
意識がふわふわして、深い眠りへと落ちていった。
深く深く落ちて、夢を見て。
現実か、夢かもわからないけれど
頬が濡れた気がした。