きっと、君に恋をする。


「お前が悪い」


「…ま、っ…」



「もっかい」


触れるだけのキスを落として、彼は綺麗に微笑む。

朝日を浴びて、彼の黒髪はさらりと揺れた。





「愛してるよ、永遠に」






そう笑った彼の頬に触れた時、私は温かな涙を流す。

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